新居見つかって良かったよ

5/7から5/14まで探し回ってなんとか新居見つかりました。

 

今回シェアハウス探しがあまり順調に進まなくて、一般賃貸も同時に探していたので、自分の新しいライフスタイルがブレちゃってブレちゃって、何がいいのか分からなくなって、頭の中がとっ散らかってしまったけど、明らかにピンと来る物件は見たらちゃんと分かるもんですね。

 

なんか今ひとつ決め手に欠けるのは、それはピンと来てないってことなんだっていう当たり前の話。

 

シェアハウス探しは難航しました。その理由は、シェアハウスの探し方ってのは一般賃貸物件とはポイントが異なるからだと思います。

 

まず、一般賃貸物件と比べて変数が多過ぎる。間取り、駅徒歩、広さ、階数、方角、築年数、収納、お風呂、キッチン、トイレ、賃料、etcというのは、通常物件においても判断の条件になる重要な要素。でもシェアハウスの場合はそれだけじゃない。

 

ハウスのルール、共用設備の充実度、清掃の有無・頻度、支給される生活雑貨のラインナップ、管理人の常駐可否、最低契約期間、ハウス内での部屋の移動に関する事務手数料の有無、運営会社の運営ポリシー、他物件に移ることの自由度、住人の雰囲気、その他の付加価値、といった単純比較が難しいような数々の要素がある。

 

一般の賃貸物件がユニクロの大量生産型既製服だとすると、シェアハウスの場合は全部一点物の古着みたいな感じ。「これの赤ありますか?」「これのVネックのやつありますか?」とかじゃなくて。

 

ホント検討要素が多すぎて、単純比較できないのでなかなか決めきれないし、一個一個が全然違うので、「大体オッケーなんだけど、広さだけがネックだな〜」とかなった場合に、「ほとんど同じだけど少しだけ広い」みたいな都合のいい物件なんか大抵存在しない。

 

あとは、シェアハウスを専門に掲載する不動産サイトが何個もあるにはあるんだけど、実店舗が存在しないこと。

 

通常の物件探しなら、不動産屋で条件を伝えれば、条件を満たす物件や条件に近い物件をどんどん提案して貰えます。色んな物件を見て自分のニーズが明確になったり、現実を受け入れたり、自分が妥協出来ないと思ってたポイントが実は妥協出来ることに気付いたり、思ってたより譲れない条件があったことに気付いたり、そんな紆余曲折を経て希望の物件に辿り着きます。

 

ところが、シェアハウスの場合は、webで興味のある物件を見つけて内見のアポを取っても、大概全部違う管理会社。何社ともアポを取ってあっちゃこっちゃ自分の足で移動して、何社も訪問しなければならないので、一日に内見出来る数も自ずと限られます。非常に非効率です。

 

だから、実は内見するのはホント最後のフェーズで、webで見ている時点で住めそうか住めなそうか80%くらいは結論を出しておく必要があります。

 

そうしないと無駄足ばっかり踏むことになります。

 

旧来の不動産探しは、「やっぱ実際に見てみないと分からんよね」という考え方があったと思いますが、現代の特にシェアハウスの探し方は、「見なくても大体のことは分かるよね」のスタンスで探さないといけないなぁと感じました。